
山梨学院高校(山梨県)は、2025年の第97回選抜高校野球大会(センバツ)に4年連続8回目の出場を果たします。 初戦は大会第3日目の第2試合(3月20日)で、奈良県の天理高校と対戦します。 両校ともに優勝経験があり、注目の一戦となります。チームの注目選手として、平野天斗内野手(2年)が挙げられます。彼は1年春から公式戦に出場し、安定した守備力が魅力です。昨年のセンバツでは遊撃手として出場し、その後二塁手に定着しました。 また、藤田蒼海投手(1年)は、将来を期待される若手投手として注目されています。山梨学院は、過去にセンバツでの優勝経験があり、その経験を活かして今大会でも上位進出を目指します。特に、初戦での天理高校との対戦は、両校の実力が拮抗していることから、大きな見どころとなるでしょう。選手たちは日々の練習に励み、甲子園での活躍を誓っています。
春の甲子園2025|第97回選抜(センバツ)高校野球大会 出場校&メンバー一覧【完全版】
経歴
佐世保商業高校を卒業後、山梨学院大学に進学。2001年から2013年まで長崎県立清峰高校で監督を務め、2009年春に選抜優勝を果たす。2013年から山梨学院高校の監督に就任し、2023年春には山梨県勢初の全国制覇を達成した。
指導実績
- 清峰高校時代には春夏通じて6回の甲子園出場を果たす
- 山梨学院高校では2023年春に選抜優勝を達成
- 多くのプロ野球選手を輩出
指導方法
- 選手との信頼関係: 選手たちとの信頼関係を重視し、「お父さん」として慕われている
- 部員は監督の鏡: 選手が自分の行動を反映する「鏡」として、自身の指導方法を振り返り続けている
- リーダーシップの重要性: 選手に明確な役割を示し、自主性を尊重する指導を行う
- 息子との共同指導: 息子である吉田健人がコーチとして技術面をサポートし、二人三脚でチームを指導
選手の学年分布
2年生が中心のチーム構成となっており、16名が2年生、4名が1年生です。2023年春のセンバツ優勝メンバーも多く在籍する経験豊富なチームです。
投打の傾向分析
投手は右投げが多数を占め、打者も右打ちと左打ちがバランスよく配置されています。左投げ左打ちの選手も複数在籍し、多様な戦術が可能です。
出身地域分布
北海道から九州まで全国各地から選手が集まっています。特に岐阜県や北海道、長野県出身の選手が多く、私立校として広く人材を集めています。
チーム構成の特徴
2023年春のセンバツ優勝校として、引き続き強さを誇る山梨学院。主将の梅村団を中心に、萬場翔太など走攻守三拍子揃った選手が複数在籍。足立康祐、宮川真聖ら注目選手も多数。
4年連続8回目の出場となる今大会では、チームの経験値の高さを武器に、2度目の全国制覇を狙います。