第95回選抜高校野球の決勝戦は、横浜(神奈川)が智弁和歌山(和歌山)を11-4で破り、19年ぶり4回目の優勝を飾りました。6回に打者一巡の猛攻で大量得点を挙げた横浜が、攻守において相手を圧倒した試合となりました。

試合概要
第95回選抜高校野球の決勝戦は、春の甲子園にふさわしいハイレベルな試合となりました。横浜は初回から得点を挙げ、3回には阿部葉太選手の2点適時打で再びリード。6回には連打と相手のミスを絡めた猛攻で一挙6得点を記録し、試合の流れを完全に引き寄せました。智弁和歌山も終盤に福元選手の2点三塁打などで粘りを見せましたが、反撃は届かず、試合は11-4で終了。横浜がセンバツの頂点に立ちました。
スコアボード・試合データ
試合の詳細なスコアやイニングごとの得点推移、個人成績、投打の分析は以下の「YAYKUNOTE分析」をご覧ください。
YAYKUNOTE分析
第95回選抜高校野球 決勝
3/30(日) 12:30 甲子園球場
観客数:
–人
試合時間:
-分
試合結果
勝利
横浜
11
VS
智弁和歌山
4
横浜
攻撃成績
安打数
13
得点
11
四死球
4
三振
2
失策
1
智弁和歌山
攻撃成績
安打数
9
得点
4
四死球
4
三振
5
失策
3
イニング別スコア
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
横浜 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 2 | 0 | X | 11 | 13 | 1 |
智弁和歌山 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 4 | 9 | 3 |
今日のヒーロー・特別賞
🏆 今日のMVP
阿部 葉太
横浜
打率: .455
安打: 4本
打点: 3
3回裏の勝ち越し2点二塁打を含む4安打の固め打ち。打線の核としてチームを引っ張り、センバツ優勝へ大きく貢献した。
⚾ 勝負強打賞
江坂 佳史
横浜
打率: .400
安打: 2本
打点: 3
6回裏にレフトへタイムリーを放ち、7回裏にも2点タイムリーツーベースでダメ押し。要所での勝負強さが際立った。
🦱 快投賞
織田 翔希
横浜
投球回: 5.1
失点: 1
被安打: 3
初回から攻めの投球で相手打線を1失点に封じ、6回途中でマウンドを降りるまで十分に試合を作った。序盤の流れを渡さず、優勝に導いた好投。
🔥 一矢報い賞
福元 聖矢
智弁和歌山
打率: .450
安打: 2本
打点: 2
8回にライトへの2点タイムリースリーベースを放ち、終盤の反撃を演出。惜しくも敗れたが、攻撃の起爆剤として存在感を示した。
試合分析
試合ハイライト
投手分析
打撃分析
勝敗を分けた要因
横浜打線の一挙6点:
6回裏に打者一巡の猛攻で6点を挙げ、一気に試合を優位に進めた。細かいミスを見逃さず、一気呵成の攻撃で智弁和歌山を突き放す形に。
織田→奥村頼→山脇の継投成功:
先発の織田が6回途中1失点と好投し、救援陣も要所こそ失点したが大崩れせず。智弁和歌山の追撃を振り切り、最後まで安定感を保った。
智弁和歌山、序盤の先制を活かせず:
2回表に同点に追いついたが、その後は中盤での失策や投手陣の制球難もあり大量失点。終盤に追い上げを見せるも届かなかった。
阿部と江坂の活躍:
阿部が3安打3打点、江坂が2安打3打点で打線をけん引。要所でのタイムリーが智弁和歌山の反撃を許さない結果につながった。
試合の流れ
初回 – 横浜が先制:
二死二塁から奥村頼人のタイムリーヒットで1点を先制。智弁和歌山は2回にスクイズで同点に追いつく。
3回 – 阿部の2点二塁打で勝ち越し:
横浜が再びリードを奪うと、その後は5回、6回に追加点を重ねて点差を広げる。
6回 – 打者一巡の猛攻で6点:
横浜打線が相手の失策を絡めながら長短打を集中。大量リードを奪い、勝利を大きく引き寄せた。
終盤 – 智弁和歌山追い上げも届かず:
8回に福元の2点三塁打、9回にも1点を返すが、11-4で試合終了。横浜が19年ぶり4度目のセンバツ優勝を決めた。
総評
横浜が投打で上回り、19年ぶり4度目のセンバツ優勝。特に中盤以降の攻撃が圧巻で、大量点を奪って決勝を制した。
智弁和歌山は序盤の粘りや終盤の追い上げなど見せ場を作ったが、6回の失点が大きな痛手となり、逆転の糸口を掴めなかった。
両チームとも積極的な攻撃が光る試合となり、最終スコア11-4で横浜が栄冠を手にした。
試合の決定的瞬間
1回裏 – 横浜先制
二死二塁から奥村頼人がライトへのタイムリーヒットを放ち先制。智弁和歌山の先発を攻略して試合のペースを握った。
3回裏 – 阿部の2点適時二塁打
一死二三塁の好機で阿部葉太がレフトへ鋭い打球を放ち、2点を勝ち越し。横浜が主導権を奪い、勢いを加速させるきっかけに。
6回裏 – 打者一巡の猛攻
連打と相手の失策も絡み、一挙6得点。駒橋のタイムリーを皮切りに、為永の二点タイムリーなどで大量リードを奪い、事実上勝負を決定づけた。
8回表 – 智弁和歌山の意地
福元がライトへ2点タイムリースリーベースを放ち、意地の反撃。9回にも1点を返したが、点差を埋めきれず無念の敗退となった。
好プレー集
2回表 – 大谷のスクイズ
一死一三塁で大谷がスクイズを成功させ、1-1の同点に追いつく。智弁和歌山が序盤でしぶとさを見せたシーン。
9回表 – 山下のタイムリー
二死満塁の好機で山下がレフトへ運び1点を返す。最後まで粘りを見せたが、惜しくも4点止まりで終戦となった。
投手成績詳細
投手名 | チーム | 投球回 | 失点 | 自責点 | 被安打 | 奪三振 | 与四球 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
渡辺 颯人 | 智弁和歌山 | 5.2 | 9 | 4 | 11 | 1 | 1 | 1.42 |
中井 貴 | 智弁和歌山 | 0.1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 |
宮口 龍斗 | 智弁和歌山 | 0.2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 | 4.15 |
若井 翔路 | 智弁和歌山 | 0.1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 |
田中 息吹 | 智弁和歌山 | 1.0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.00 |
織田 翔希 | 横浜 | 5.1 | 1 | 1 | 3 | 0 | 1 | 2.52 |
片山 大輔 | 横浜 | 0.1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 |
奥村 頼人 | 横浜 | 1.2 | 2 | 2 | 4 | 1 | 0 | 3.68 |
山脇 悠陽 | 横浜 | 1.2 | 1 | 1 | 2 | 3 | 2 | 2.08 |
投手分析
織田 翔希(横浜): 5.1回を1失点。序盤から安定した投球で1回のリードを守り続け、中盤で打線の援護を受ける理想的な展開だった。
奥村 頼人(横浜): 救援として1.2回を投げ2失点も、追加点を許さず。打撃でも2安打1打点と投打に貢献した。
渡辺 颯人(智弁和歌山): 5.2回まで粘投したが、6回裏に崩れ打線の援護が追いつかないまま降板。自責4ながら9失点が重くのしかかった。
宮口 龍斗(智弁和歌山): 0.2回に2失点し、横浜打線の勢いを止めきれなかった。後続も継投するが大量ビハインドは覆せず。
打撃成績詳細
選手名 | チーム | 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 三振 | 四球 | 死球 | 犠打 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阿部 葉太 | 横浜 | 5 | 2 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | .455 |
江坂 佳史 | 横浜 | 2 | 1 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | .400 |
駒橋 優樹 | 横浜 | 3 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | .235 |
福元 聖矢 | 智弁和歌山 | 5 | 1 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | .450 |
山下 晃平 | 智弁和歌山 | 4 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | .250 |
大谷 魁亜 | 智弁和歌山 | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | .385 |
打撃分析
横浜打線:
13安打11得点とつながりが抜群。阿部の猛打賞、江坂の勝負強さ、駒橋のタイムリーなど、多彩な攻撃パターンで智弁和歌山投手陣を攻略した。
智弁和歌山打線:
初回の先制で流れを引き寄せるかに見えたが、中盤以降は投手陣を援護できず。福元が8回に反撃の2点三塁打を放つも、後が続かなかった。
大量リードのプレッシャー:
横浜は中盤の大量点で余裕を持った攻撃を展開。智弁和歌山は守備の綻びと投手の制球難が重なり、大量失点を防げなかった。
試合のポイント
- 6回裏の猛攻が勝敗を分けた:横浜はこの回、連打と四死球、智弁和歌山の失策を絡めて打者一巡の猛攻。タイムリーやツーベースで大量6点を奪い、試合を決定づけました。
- 阿部・江坂のキーマンが躍動:阿部葉太選手は4安打3打点、江坂佳史選手も要所でタイムリーを放つなど、打線をけん引。まさに勝利の立役者となりました。
- 織田から奥村→山脇の継投成功:先発・織田翔希投手が5.1回1失点と試合を作り、リリーフ陣も崩れることなくリードを守り切りました。
- 智弁和歌山は6回の大量失点が響く:序盤は互角の展開だったものの、守備のミスと制球難から大きく崩れてしまいました。福元選手の三塁打など終盤に反撃しましたが、追いつけず。
今後の注目
横浜は今大会、打線のつながりと安定した投手陣が光りました。とくに中軸を中心にした打線は、今後の大会でも大いに注目されるでしょう。敗れた智弁和歌山も、福元選手を中心とした打線や序盤の粘りを武器に、今後の巻き返しが期待されます。
まとめ
横浜がセンバツ決勝で智弁和歌山を破り、19年ぶり4回目の優勝を果たしました。6回の集中打や選手個々の活躍が光る内容で、堂々たる勝利となりました。智弁和歌山も最後まで粘り強い戦いを見せ、両校のレベルの高い攻防が印象的な一戦となりました。