
未来富山は、富山県魚津市にある通信制私立高校として、創部わずか8年目で春夏通じて初の甲子園出場を果たしました。愛媛県松山市に本校がある未来高校の学習支援施設として2018年に開校し、全校生徒24人のうち実に23人が野球部員という極めて特殊な環境の学校です。
チームの中心はU-18日本代表候補に選出されたエース左腕・江藤蓮投手。最速145キロの力強い直球とキレのある変化球で打者を翻弄し、プロ球団のスカウトも注目する逸材です。富山県勢として過去最高の成績更新を目指し、「第二の蜃気楼旋風」を巻き起こそうと意気込んでいます。
🌟 通信制高校ならではの特徴
🏫 全校生徒24人中23人が野球部員 – 野球に特化した唯一無二の教育環境
🏠 全員寮生活 – 富山県出身者は1年生の冨田選手のみで、22人が県外出身
⏰ 午前中は学習、午後は野球に専念 – プリント学習中心で野球に集中できる体制
🗾 全国からスカウト – 関東・甲信越を中心に「野球に専念したい」選手が集結
選手時代
日大三高で小倉全由監督のもとで甲子園出場を経験。日本大学でも野球を続け、選手として甲子園の舞台を知る数少ない指導者の一人。
指導実績
- 2023年9月 未来富山監督就任(就任2年目)
- 2024年 富山県大会ベスト4進出
- 2025年 春夏通じて初の甲子園出場達成
- 父は元ヤクルト内野手の角富士夫氏(69歳)
- 恩師・小倉全由監督直伝の「10-0で打ち勝つ野球」を継承
指導方針
恩師・小倉全由監督から受け継いだ「10-0で打ち勝つ野球」を目指し、打撃力の向上に徹底的に取り組む。就任当初は打てずに負けることも多かったが、現チームでは猛打が爆発。今大会は1回戦から準々決勝までコールド勝ちを記録し、6試合で63得点という驚異的な攻撃力を実現した。「富山の歴史を変えたい」という強い思いで指揮を執る。
選手の学年分布
3年生8名、2年生4名、1年生8名の若いチーム構成。
投打の傾向分析
右投手中心で左右バランス良い打線構成となっています。
出身地域分布
関東・甲信越を中心とした全国スカウト型編成です。
チーム構成の特徴
通信制の強み:午前学習・午後野球で集中して取り組める。
江藤蓮エース:U-18代表候補の145キロ左腕。
全国スカウト:野球に専念したい選手が全国から集結。
打撃重視:「10-0で打ち勝つ野球」で驚異の得点力。
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