夏の甲子園への道、高校野球神奈川県大会5回戦の午後の部で、誰もが息をのむ結末が待っていました。
ちなみに、同日午前に行われた横浜高校や東海大相模などの試合結果はこちらの記事で詳しくお伝えしています。
▶【速報】高校野球神奈川大会5回戦!横浜・東海大相模がベスト8へ!その他試合結果 夏の甲子園
今大会限りでの引退を表明していた桐光学園の名将・野呂雅之監督の、最後の夏が、終わりを告げたのです。
選手たちが監督と一日でも長い夏を、と臨んだ日大藤沢との一戦は、激しい点の取り合いの末、無念の敗退。試合終了のサイレンが鳴り響く中、スタンドからは両チームの健闘を称える、鳴りやまない拍手が送られました。
この記事では、涙の幕切れとなった桐光学園戦をはじめ、慶應を破った勢いで快進撃を続ける日大など、7月20日に行われた5回戦・午後の部の全試合結果を速報。ベスト8の全貌と、準々決勝への展望を詳しくお伝えします!
2025年 夏の高校野球 神奈川県大会5回戦【午後の部】試合結果一覧
ベスト8の残り4枠をかけた、魂のぶつかり合い。その結果をご覧ください。
学校名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平塚学園 | 0 | 1 | 0 | 3 | 1 | 0 | 3 | 8 |
川和 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
平塚学園 投手: 石塚蒼→二村
川和 投手: 小林→伊藤→荻原→浜岡
学校名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
横浜隼人 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
立花学園 | 1 | 0 | 1 | 5 | 1 | 1 | X | 9 |
横浜隼人 投手: 白鳥→長田→尾崎→渋谷→小山内
横浜隼人 本塁打: 大塚
立花学園 投手: 芦川→根本
学校名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
桐光学園 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 |
日大藤沢 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | X | 6 |
桐光学園 投手: 林晃→加賀→鈴木→加賀
日大藤沢 投手: 山田→劔持→三宿
学校名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日大 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 |
星槎国際湘南 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
日大 投手: 川村
星槎国際湘南 投手: 河浦→岡田→片桐→高橋→芝田
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5回戦の注目カードを深掘り!波乱と感動のドラマ
スコアボードの数字だけでは語り尽くせない、選手たちの想いが交錯したドラマがありました。特に衝撃と感動を呼んだ試合をピックアップして、その熱戦を振り返ります。
名将・野呂監督、最後の夏終わる。桐光学園、激闘の末に涙。

この日、多くの高校野球ファンが注目した桐光学園と日大藤沢の一戦。今大会限りでの勇退を表明している桐光学園の名将・野呂雅之監督にとって、負ければ最後の采配となります。
「監督を甲子園へ」その一心で戦う選手たちは、初回に1点を先制。しかし、強豪・日大藤沢もすぐさま逆転。その後も桐光学園が追いつき、逆転し、また逆転されるという、両者一歩も譲らないシーソーゲームが続きました。勝負を分けたのは6回裏、日大藤沢が3点を奪い、試合の主導権を握ります。
最後まで諦めずに戦った桐光学園ですが、反撃も及ばず4-6で敗戦。その瞬間、野呂監督の40年以上にわたる監督生活、そして選手たちの夏が終わりました。試合後、涙を流す選手たちに、スタンドからは健闘を称える温かい拍手がいつまでも鳴り響いていました。多くの感動をありがとう、野呂監督。
慶應撃破の勢いは本物!日大、快勝でベスト8へ
4回戦で一昨年の夏の王者・慶應義塾を破る大金星を挙げた日大。その勢いがフロックでないことを証明する一戦でした。エース川村投手は、この日も安定したピッチングで星槎国際湘南打線を1点に抑える好投。打線も効果的に得点を重ね、5-1で快勝しました。慶應撃破で得た大きな自信が、チーム全体をたくましく成長させているようです。この快進撃はどこまで続くのか、準々決勝の台風の目となることは間違いありません。
立花学園、平塚学園も猛打で圧勝!
午後の部の残り2試合では、立花学園と平塚学園が、その圧倒的な攻撃力を見せつけました。
立花学園は横浜隼人を相手に9-2、平塚学園は川和を相手に8-1と、ともに7回コールド勝ち。盤石の試合運びで、危なげなくベスト8進出を決めました。準々決勝で、この強力打線がどのチームに襲いかかるのか、非常に楽しみです。
まとめ:ベスト8が出揃う!夏の甲子園へ、戦いは準々決勝へ
これで夏の甲子園出場をかけた高校野球神奈川県大会のベスト8が全て出揃いました。
- 午前の部勝者: 横浜、東海大相模、向上、藤沢翔陵
- 午後の部勝者: 平塚学園、立花学園、日大藤沢、日大
優勝候補が順当に勝ち上がる一方、名将の引退や、ダークホースの快進撃など、数々のドラマが生まれた5回戦。ここから先は、神奈川の頂点、そして甲子園への切符をかけた、まさに総力戦となります。
準々決勝の組み合わせ、そして試合の模様も、引き続き速報でお届けします!球児たちの最高の夏は、まだ始まったばかりです!
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当記事に掲載されている情報は、各種報道機関や公式発表を基に作成しておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。試合結果や選手情報などの詳細については、必ず神奈川県高等学校野球連盟などの公式サイトにてご確認ください。当記事の情報を利用したことによって生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。