
横浜清陵高校は、2025年春の第97回選抜高等学校野球大会(センバツ)において、21世紀枠で春夏通じて初の甲子園出場を果たします。 神奈川県の県立高校としては71年ぶりの快挙であり、公立校としても28年ぶりの出場となります。 同校は「自治」を重視し、選手たちが主体的に練習メニューを考案するなど、特色あるチーム運営を行っています。 3月7日に行われた組み合わせ抽選会では、初戦で広島商業高校と対戦することが決定しました。 野原慎太郎監督は、東海大相模高校の選手として全国制覇を経験し、家庭科教師としての異色の経歴を持つ指導者です。 横浜清陵高校の初の甲子園での戦いに、全国の野球ファンの注目が集まっています。
春の甲子園2025|第97回選抜(センバツ)高校野球大会 出場校&メンバー一覧【完全版】
経歴
神奈川県大和市立つきみ野中学校を経て、東海大相模高校に進学。高校時代は控え投手として2000年春のセンバツで全国優勝を経験した。高校卒業後は横浜国立大学に現役合格し、大学院まで進学。大学時代は野球部でプレーしつつ、教員免許を取得した。2007年から神奈川県立岸根高校、大師高校で教諭および野球部の指導を経て、2020年4月に横浜清陵高校に赴任し、同年8月から監督に就任した。
指導実績
2025年春に横浜清陵高校を21世紀枠で初めて甲子園出場に導いた。大師高校時代には夏の県大会で2度ベスト16入りを果たし、横浜清陵では2021年夏にベスト8入りを達成。過去4年で秋、春、夏それぞれ1回ずつ県8強の実績がある。
指導方法
選手たちが主体的に練習メニューを話し合い、決める「自治」の姿勢を重視。ポジションではなく、選手の名前の五十音順で背番号を割り振るユニークな方法を採用している。試合展開については予想を避け、どんな展開になっても全力でプレーする姿勢を選手たちに求めている。選手の自主性を尊重し、選手主体の野球を目指している。
選手の学年分布
2年生が11名、1年生が9名とバランスの取れたチーム構成。経験豊富な2年生と伸び盛りの1年生が融合した若いチームです。
投打の傾向分析
投手は右投げが19名、左投げが1名と右投手が中心。打者は右打ちが15名、左打ちが5名。内藤と西田の2本柱の投手陣が強みです。
出身地域分布
全選手が神奈川県出身の地元密着型チーム。横浜市内の中学校出身者が多く、川崎市からの選手も複数在籍しています。
チーム構成の特徴
内藤大維と西田豪の2本柱の投手を中心に、守備からリズムを作るチーム野球が特徴。五十音順の背番号割り当てというユニークな制度も、選手の自主性を重視する野原監督の「自治」の姿勢を表しています。
過去4年で秋季、春季、夏季それぞれ1回ずつ県8強に入るなど着実に力をつけてきたチームで、地元選手だけで構成された純粋な公立高校の底力を見せつけています。21世紀枠での初の甲子園出場で、どのような戦いを見せるか注目が集まっています。