
敦賀気比高等学校(福井県)は、2025年の第97回選抜高校野球大会(センバツ)に5年連続12回目の出場を果たします。 同校は昨秋の福井県大会で優勝し、続く北信越大会でも3年ぶりに制覇するなど、安定した戦績を残しています。 しかし、過去4大会では初戦敗退が続いており、今大会での初戦突破が期待されています。 初戦は大会2日目第1試合(3月19日午前9時開始予定)で、滋賀短期大学附属高等学校(滋賀県)と対戦します。 チームの注目選手には、1年生左腕の管田彪翔投手や、リードオフマンとして攻撃を牽引する岡部飛雄馬主将(内野手)がいます。 敦賀気比は、堅実なプレーと勝負強さを武器に、甲子園での躍進を目指します。
春の甲子園2025|第97回選抜(センバツ)高校野球大会 出場校&メンバー一覧【完全版】
経歴
敦賀気比高校を卒業後、三菱自動車川崎でプロ野球選手を目指したが、2年間で現役を引退。北陸高校で監督を務め、その後中学生の硬式野球チーム「オールスター福井」の初代監督を経て、2008年に敦賀気比高校にコーチとして復帰。2011年から監督に就任。
指導実績
- 監督として春夏通じて複数回の甲子園出場を果たす
- 2015年春の選抜大会で福井県勢初の優勝を達成
- 吉田正尚や西川龍馬、平沼翔太など多くのプロ選手を輩出
- 2016年BFA U18アジア選手権と2017年WBSC U-18ワールドカップの日本代表コーチを務める
指導方法
- 選手の成長を重視: 中学生時代に目立たなかった選手も、高校で成長できるように指導
- チームワークと精神力: 選手たちにチームワークと精神力を重視する指導を実践
- 情熱的な指導: 情熱的な指導で知られ、選手たちに強い影響を与える
選手の学年分布
2年生が中心のチーム構成となっており、15名が2年生、5名が1年生です。注目の1年生投手を含む若いチームながら、経験豊富な2年生を中心に戦います。
投打の傾向分析
投手は右投げが多いですが、エースは左腕の管田選手。打者は右打ちと左打ちのバランスが取れており、多様な打線を構成しています。
出身地域分布
地元福井県出身者が多いものの、兵庫、大阪、富山など関西・北陸地方を中心に全国各地から選手が集まっています。幅広い地域から人材を集めています。
チーム構成の特徴
管田彪翔と五十子李壱の継投が得意の形。主将として俊足の岡部飛雄馬がリードオフマンとして攻撃を牽引し、勝負強い長谷川陽竜が攻撃の軸として活躍しています。
5年連続12回目の出場となる今大会。2015年選抜優勝校の東監督率いるチームとして、再び全国頂点を目指します。