保土ケ谷に秋の風! 神奈川秋季準々決勝 横浜が平塚学園に8-1コールド圧勝 織田の奪三振ショーでセンバツへ前進 東海大相模も三浦学苑を4-1で下し準決勝へ

スポンサーリンク
保土ケ谷に秋の風! 神奈川秋季準々決勝 横浜が平塚学園に8-1コールド圧勝 織田の奪三振ショーでセンバツへ前進 東海大相模も三浦学苑を4-1で下し準決勝へ 2025年高校野球秋季大会

サーティーフォー保土ケ谷球場発(特派員)
神奈川県高校野球秋季大会は28日、準々決勝2試合がサーティーフォー保土ケ谷球場で行われ、横浜が平塚学園を8-1で7回コールド勝ち、東海大相模が三浦学苑を4-1で破った。横浜は夏の死闘を再現した対戦で、エース織田の圧巻投球と打線の爆発で快勝。東海大相模は技巧派左腕・三渡の完投で粘る三浦学苑を振り切り、両校ともセンバツ出場へ大きく前進した。神奈川の秋は、頂上決戦へ熱気を増す!

保土ケ谷に秋の風! 神奈川秋季準々決勝 横浜が平塚学園に8-1コールド圧勝 織田の奪三振ショーでセンバツへ前進 東海大相模も三浦学苑を4-1で下し準決勝へ

横浜、エース織田の6回1失点8Kで平塚学園を封じ込め 打線は5回に一気6点爆発でコールド劇

9時30分開始の横浜-平塚学園戦は、夏の選手権神奈川大会で死闘を繰り広げた両校の再戦。横浜の先発は最速152キロ右腕・織田翔希(2年)。立ち上がりから低めにストレートを集め、変化球でカウントを稼ぐ投球で平塚学園打線を翻弄した。6回を投げ被安打4、1失点、8奪三振の快投でチームを鼓舞。「前半飛ばしすぎたかな」と村田監督も振り返る内容だった。

平塚学園の先発は1年生・二村晴天。序盤は互いに譲らず投手戦の様相を呈したが、3回に横浜が先制。5回には江坂、植村、下谷の三連打で6-1と突き放した。打線は9安打8得点と爆発し、7回コールドで決着をつけた。横浜・村田監督は「織田の投球がチームを勢いづけた。準決勝もこの調子で」と手応えを語った。一方、平塚学園は夏のリベンジを狙ったが、敗退。山口監督は「横浜の力が上だった」と悔しさをにじませた。

スコア詳細

1234567
横浜0012302890
平塚学園0001000141

【横浜】 織田翔希 林田滉生 – 植村直太朗
【平塚学園】 二村晴天 山口禅 – 髙野正見
[三塁打] 下谷 幸矢(横) 池田 聖摩(横)
[二塁打] 服部 燦士(平) 四之宮 尊(平)

東海大相模、三渡の1失点完投で三浦学苑の粘りを振り切る 3安打2得点の効率野球で準決勝へ

午後開始の東海大相模-三浦学苑戦は、両校の投手力が光る接戦に。東海大相模の先発は技巧派左腕・三渡琢真(2年)。低めに集まるストレートと鋭い変化球で三浦学苑打線を封じ、9回を被安打8、1失点、奪三振6の完投勝利を飾った。「相手の粘りに苦しんだが、味方の守備に助けられた」と三渡は胸を張った。チームは計7安打ながら、1回に先制、2回にも相手踏襲の四死球や失策に乗じて追加点を挙げ、効率的に得点を重ねた。

三浦学苑は佐藤投手が粘投を見せ、徳江捕手の好リードで序盤以外は抑えるも、打線が反撃の糸口を掴めず。東海大相模監督は「三渡の安定感が光った。打線もチャンスをモノにした」と満足げに語った。昨秋のリベンジを果たし、センバツ常連校の意地を見せつけた三浦学苑は「次に繋げたい」と前を向いた。

スコア詳細

123456789
三浦学苑001000000182
東海大相模13000000×472

【三浦学苑】 佐藤摩弥 阿部太陽 – 徳江空良
【東海大相模】 三渡琢真 – 松崎大和
[三塁打] 才田 凱斗(東)
[二塁打] 石渡 悠雅(三)

準決勝は横浜vs東海大相模 センバツ枠争いが熱く

この勝利で横浜と東海大相模は準決勝へ。両校とも投打のバランスが良く、神奈川の覇権を握る一戦は必見だ。センバツ枠の行方を左右する大事な一戦となる。神奈川の秋は、まだまだ熱い!

(取材協力:X実況勢ほか)

前日の準決勝の結果は以下

2025秋季神奈川県高校野球準々決勝:法政二と立花学園が劇的勝利で準決勝進出!

タイトルとURLをコピーしました