-グリップの握り方-
昔は、バットの握り方などを教えてくれるような事はなく、自分の感覚で握れと言われることが多く、感覚的に野球をやっていた人が多かったようです。
しかしながら、最近では野球も科学的に研究され、どのような握り方が一番、力が発揮されバランスよくバットをコントロールできるかが分かってきました。
ただ日本の野球指導者は、昔、自分が受けたトレーニング方法で指導する方が多く正しい-グリップの握り方-を指導できる人は少ないです。力が伝わりにくい握り方で結果を出していた人もいますが合理的ではありません。そのような指導者から学ぶのは、短い期間で技術アップをしなければならない学生にとっては不幸でしかありません。
バットの握り方は野球において非常に重要です。正しい握り方をすることで、バットのバランスを保ち、打球時のパワーを最大限に引き出すことができます。また、正しい握り方をすることで、打者の打撃フォームを正確に保つことができ、打撃のコントロール性も向上します。
さらに、正しい握り方をすることで、手に負担をかけずに腕や肩などのストレスも軽減されます。これは、野球選手が長期的にプレーすることを可能にすると同時に、選手のパフォーマンスを向上させます。ですので、バットの握り方を軽視しないでください。
もっとも良い指導は、野球部の監督やコーチではありません。一流選手から学ぶのが一番、合理的であり、効率的です。MLBの超一流とNPBの超一流の打者も同じような事を言っているので以下の動画で学んでください。
MLBの超一流打者であるプホルスの見解
NPBの超一流打者であるラミレスの見解
二人の一流打者は、指の第二関節を一直線にすると述べています。
指の第二関節を一直線にすると何が良いかというと指の第二関節が一直線になることで、インパクトの瞬間、力が逃げずに力が均等に伝わり、バットからボールへ手首のパワーが伝えらます。そして、バットのコントロールが非常にしやすくなります。
指の第二関節を一直線にする意識で握るだけでも、打球が全く違ってくるので試してみましょう。
さらに今では、矯正するための道具も販売しています。GripRite HitRiteという商品です。これを活用することであなたのグリップの握り方が超一流の握りに変わりますので活用してみるのも良いでしょう。
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