夏の甲子園出場回数全国最多41回を誇る北海道の名門・北海高校が、2年ぶりの甲子園出場を果たした。1885年に設立され、1901年に野球部を創部した長い歴史を持つ私立校は、1963年春のセンバツ準優勝、2016年夏の甲子園準優勝など輝かしい実績を誇る真の強豪校である。
「守備からリズムをつくる野球」をモットーに、平川敦監督の指導のもと堅実な野球を展開する北海。2016年夏の甲子園では準優勝という偉業を成し遂げ、全国にその名を轟かせた。今回は左腕エース浅水結翔を中心とした投手陣と、主将佐藤瞭磨が率いる結束力の高いチームで、創部123年の歴史に新たな栄光を刻むべく聖地に挑む。
経歴
北海高校OBとして母校愛に溢れる指導者。高校時代は投手として1988年センバツで3回戦進出、1989年夏の甲子園に出場。北海学園大学では野球部に所属せず、在学中から母校のコーチを務めた。大学卒業後は道内の百貨店で3年間勤務した後、1998年に26歳の若さで母校の監督に就任した。
指導実績
- 1998年監督就任（26歳の若さで名門校の指揮官に）
- 1999年就任翌年に甲子園出場を達成
- 2016年第98回全国高校野球選手権大会準優勝
- 2018年・2019年高校日本代表コーチに2年連続選出
- 監督として27年目のベテラン指導者
- これまでに12人のプロ野球選手を輩出
指導方針
「我慢」「辛抱」を口癖とし、堅実な守備と組織力を重視する指導を行う。「守備からリズムをつくる野球」を信条とし、基本の習得に重点を置いた練習を徹底している。接戦を勝ち抜く力をつけるため、1点を確実に守り抜く集中力とチーム全体の連動したプレーを重視する。
選手の学年分布
3年生11名、2年生8名、1年生1名のバランスの取れたチーム構成です。
投打の傾向分析
右投げが多数を占め、左右のバランスが取れた打線構成となっています。
出身地域分布
札幌市を中心とした北海道内出身者が多く、一部道外からも優秀な選手が集まっています。
チーム構成の特徴
全国最多41回の甲子園出場：夏の甲子園出場回数は全国最多を誇る伝統校。
守備重視の野球：「守備からリズムをつくる野球」をモットーとした堅実なスタイル。
左腕エース浅水：安定した制球力を武器に投手陣を引っ張る。
平川監督27年目：2016年準優勝を達成したベテラン指導者の集大成。
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